フロアレディ 特集!
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『フロアレディ』
ってどんな仕事?

フロアレディって何?

求人サイトやアプリで「フロアレディ」として募集しているのは、キャバクラやクラブ、ラウンジなどで、1人、あるいは数人のお客さんと一緒にボックス席に座り、お客さんのためにお酒を作ったり、タバコに火をつけたり、灰皿を交換したり、水や氷を補充したりする女性のことです。

このような仕事は風営法上の「接待」にあたるそうです。条文によれば「この法律において『接待』とは、歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」…文章が硬すぎて楽しくもなんともなさそうですがw、お客さんにとって物理的にも心理的にも快適な環境づくりをサービスとして提供するのが「接待」です。

営業時間は法律で決められている

この法律により、接待サービスを提供するお店は営業時間が原則として深夜0時までと決まっています。つまり「フロアレディ」の勤務時間も原則として深夜0時近辺まで。

これを「深夜まで働かなくていい」と取るか「深夜まで働けない」と取るかは貴女しだいですが、何と言ってもこの職種の大きな魅力は「時給が高いこと」。短時間で効率よく稼げるからこそ、充実したプライベートを過ごすことができたり、将来の夢のためにお金を蓄えておくことができるというわけです。

求人サイト・アプリによっては「フロアレディ」のカテゴリの中に、厳密には違う業務内容の求人が混ざっていることもありますので、求人情報を見る際には、時給だけでなく、業務内容、勤務時間を念入りにチェックしましょう。

話がヘタだしお酒も飲めないんです

おとなしくたってお酒が飲めなくったって大丈夫です。むかし筆者の行っていたお店では、ニコニコとうなずきながら、ひたすら話を聞いくれる女性がナンバーワンだったり、指名する女性にいつも叱られているのに、そのお客さん(結構いい会社の役員さん)は毎回とても満足そうにお店を出ていったり。

つまりどんなタイプのフロアレディがどんなお客さんにどんな形で気に入られるか、そこにはけっこう深いものがあるのです。ですから「わたしは○○だからダメだ」なんてあきらめる必要はありません。

もちろんお酒を飲むと(飲まなくても)行儀の悪いお客さんはいますから「セクハラ・モラハラはあたりまえと割り切っている」人もいます。でも、お店の男性スタッフや店長、先輩やママが助け舟を出してくれます。大丈夫です。

信じられないようなバカ話から、政治・経済、文化・哲学まで、お客さんのお話しからは、あなたの夢を実現するヒントが見つかるかもしれませんよ♪

メイクやドレスは自腹?

お客さんは特別な時間を求めてやってきますから、フロアレディは見た目も大事。メイクやドレスにはそれなりの出費(投資)が必要です。

お店によってはドレスをレンタルできるようですが、ほとんどの場合は自腹で購入しているようです。当然メイクやアクセサリーも自腹です。

ちなみにフロアレディも一定の条件に該当すると「確定申告」が必要になります。といってもそれは悪いことではなく「税金が戻ってくるかもしれない」ということ。

この仕事でお店からもらう給料(報酬)は基本的に「源泉所得税」が天引きされています。確定申告をすることでその天引きされた税金が戻ってくかどうかの計算の際に、ドレスやメイク、アクセサリー、また交通費など「お店で働くために自分が使った費用」は「必要経費」として扱えるケースがあるのです。

プロとしての必要経費なら、ケチらない方が収入アップにつながるかもしれませんからね。わからないことはお店の方や先輩に聞いてみましょう。

新規オープンはもちろん、リニューアルオープンのお店で働くフロアレディたち(「キャスト」と言いますね)は新メンバーで構成されることが多いので、できあがった人間関係の中に飛び込んでいくよりは不安がずっと軽くなります。何より新しいお店は気持ちいいですからね。

この仕事に興味があったら、まずは体験入店してみましょう。そしてお店や働く人々の雰囲気をしっかり見ておきましょう。